メディアを活用して“勝てる”集客・販売戦略 VOL.1

誰にでもできるメディアを活用した集客・販売拡大戦略

現代は我々に膨大な量の情報が毎日押し寄せている状況の中、その情報をすべて受け入れていては時間も頭の中も追いついていけなくなってしまいます。

テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、そして21世紀に入って急速に伸びてきた“インターネット”から発信される情報に割り込んで、集客や販売のための宣伝広告がさまざまな企業から発信されています。

インターネットを含めた“5大メディア”からの情報だけでもMAXの状態なのに、それに加えて広告が押し寄せてきても、よっぽど自分が求めている情報でなければ見向きもされないだけでなく、状況によっては嫌悪感まで持たれてしまいかねません。

この「メディアを活用して“勝てる”集客・販売戦略」でご紹介することは、メディアの中に集客・販売の情報を上手に組み込んで人々に興味を持ってもらったり、メディアと広告をうまくリンクさせて広告の効果を上げる方法をご紹介していきます。

インターネットの普及などで、どんどん複雑化、多様化してくる現代には、時代に合った集客・販売戦略を展開することが大切であり、同業他社のよりも1歩先を行く戦略を展開することでライバルに勝つことができます。

この情報が、集客・販売を拡大したいと考えているみなさまの少しでもお役に立てるように、当GCPの経験を基に、できるだけ詳しくご紹介していきたいと思っています。

情報は随時加えていきますので、ぜひ定期的にチェックしていただけるとありがたく思っています。

メディア

(1)大きく変化している集客・販売戦略

インターネットが世の中に広く出回るひと昔前までは、集客・販売拡大のための主な手段はアナログを中心とした「広告」が主流となっていました。

大手企業は年間何十億円もの予算を使ってテレビCMを流したり、それ以外にも新聞・雑誌などに広告を出し、チラシを作って名簿を元にDMを発送したり、新聞折込や街頭配布、ポスティングなどで宣伝をしてゆく・・・

多くの会社や店舗はそのような形で宣伝をしてゆき、費用対効果に基づいて媒体の変更や手段の見直しなどを行なっていました。

しかし、21世紀に入りインターネットの急速な普及も作用して、現代の集客・販売戦略は大きく変化しています。

インターネットが人々の生活に溶け込み、個人情報保護法が制定され、バブル崩壊以降に人々の意識が変わり、景気はなかなか上向きの傾向が続かない・・・

約20年前と比較すると、世の中の状況はガラリと変わっています。

当然、集客や販売を拡大するための戦略も時代に合わせて変えていかなければいけません。

今の時代に合った集客・販売戦略を行ない、さらに同業他社のライバルが行なっていない戦術を加えてライバルに差をつけてゆく・・・そのような集客・販売拡大の手段を行なってゆくことができれば、会社・店舗はますます発展してゆくことでしょう。

当グローバル・サイバー・プランニングの今までの経験を元に、これをお読みいただいた方の少しでも参考になっていただけることを願って、メディアを活用して効率的に集客・販売戦略を拡大するための方法をご紹介していきたいと思っています。

オフィシャルサイトを中心としたインターネット戦略、メディアを活用したPR、そしてそれらを組み合わせて行なう広告戦略。

集客・販売に取り組まれている方のお役に立てていただければ、当グローバル・サイバー・プランニングとしてもこんなにうれしいことはありません。

(2)広告の反響が落ちてきた要因

前項でご紹介をした通り、ひと昔前の集客・販売拡大の手段の主なものといえば、基本的に(有料の)広告でした。

しかし、あらゆる広告の反響はバブル崩壊以降減り続けています。

広告の反響が落ちてきている理由は、さまざまな要因が絡み合った結果だと思いますが、主な理由としては次のことが考えられます。

1、人々に発信される情報の量が膨大になり、広告での情報はあまり重要視されなくなった
2、インターネットの普及により、ネットを通じて自分で調べられるようになり、欲しいものなどは自分で探す習慣が根付いてきた
3、長引く不況で、無駄遣いや衝動買いをする傾向が減り、消費者の目が厳しくなってきた
4、従来は広告から直接反響を得られたが、現在はインターネットでより詳しい情報を得るなどにより、ワンクッション置かれるようになった

 などが主な理由として考えられますが、その他にもいろいろな要因が混ざり合って、現在のような広告の反響が落ちている状況になっているのだと思います。

広告の反響が落ちている要因をキーワードで示すと、“インターネットの普及”、“長引く不況”、そして、この2つが影響して“消費者の目が厳しくなった”ことによると思います。

この傾向は一時的なものではなく、これからずっと続いていくことは間違いありませんし、今後はますますその傾向が強くなってゆくことでしょう。

このような傾向の中、従来と変わらない広告宣伝方法を続けていたのでは、費用対効果はどんどん悪くなっていくことは避けられません。

前述の3つのキーワードを、ご自分が関わっている業種に照らし合わせ、それらを克服するような宣伝方法を展開してゆくことで、集客・販売の拡大を実現することができるはずです。

それでは、どのような形で展開していけば集客。販売の拡大が実現するのでしょうか?

第一のポイントとして、“インターネットの普及”ということを次の項から考えていきましょう。

(3)広告とネットをリンクさせて反響を高める

 インターネットの普及により、世の中の多くの流れがガラリと変わりました。

ショッピングやコミュニケーション、情報収集、ビジネスに関するあらゆる事柄など、さまざまな面でインターネットを利用することで時間と距離の壁を無くすことが可能になりました。

インターネットが普及する前の広告は、ダイレクトレスポンス広告の場合でも電話や郵便で反響を得る流れになっていましたが、今ではメールも加わり、エンドユーザーから見ればとても便利になりました。

また、以前は広告に対して興味を持ったら直接問い合わせをするパターンが中心でしたが、現在ではまずはインターネットでオフィシャルサイトなどで詳しい情報を確認し、その後にコンタクトをするというケースが多くなっています。

以前は広告からの情報である程度の判断をしなければいけませんでしたが、今は広告からの情報以外にも何倍もの量の情報をネットを通じて得ることができるようになりました。

したがって、インターネットでの情報が少ない場合は、ユーザーから敬遠されるケースも多くあります。

今までは情報を受けるだけだったユーザーが、インターネットで自分で調べ、じっくりと検討できるようになったことが広告の反響が落ちている原因の1つです。

それでは、インターネットが普及した現代は、広告を出しても高い反響を得られないままなのでしょうか?

答えはもちろん「NO」です。

インターネットが普及している現代は、世の中の流れに合った広告戦略を展開することで、効率の良い広告展開が可能になります。

テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、ウェブ、すべての広告には、時間数やスペースの制限があります。

広告のスペースで伝えたいことをすべて表示することは不可能です。

どうせ広告のスペースではすべてを表示できないし、広告を見た人はネットでさまざまな角度から調べるパターンが多いならば、ネットでの情報を充実させ、広告に対しては“ネットへの誘導”、“見込み客の確保”という位置付けで展開した方が良いでしょう。

従来の広告の反響については、その広告から直接購入されることであったり、問い合わせがあったものでしたが、広告からオフィシャルサイトへのアクセスを高めることに集中し、オフィシャルサイトで注文、問い合わせ、会員登録などをしてもらうことに力を入れればよいのです。

広告に表示をするのは、スペースにもよりますがあまり多くのことは書かずに、プレゼントや期間限定でサイトにアクセスをするとお得なことがあることを目立つように表示し、サイトへのアクセスを促すようにしましょう。

インターネットの普及により、我々に発信される情報は膨大な量に増えましたが、人々は情報に見向きをしなくなったわけではありません。

自分の興味のある情報、求めている情報である場合には、積極的にネットにアクセスをして詳しい情報を得ようとします。

ご自分の扱っている商品・サービスに対してのターゲットの方が興味を持つようなメリットを広告に表示すれば、広告からサイトへアクセスされる反響は高くなり、効率の良い広告展開が可能になります。